お金をかけずに年間216,000マイルを生み出すソラチカカードとは
ANA陸マイラーとして、ANAマイルを貯める上で必要不可欠なクレジットカードがあります。「ANA To Me Card PASMO JCB」・・・通称「ソラチカカード」です。
ANA陸マイラーをはじめる時に、一番最初に作らなくてはいけないのが、この「ANA To Me Card PASOMO JCB」(以下、ソラチカカード)。このカード1枚で、毎月ANAマイルを18000マイルを生み出す夢のカードです。
2017年現在、ANAマイルを貯める上で必要不可欠なクレジットカードです。
初めてマイルを貯めるぞという人や、これからマイルを貯めてみようという人向けに、ソラチカカードの必要性と使い方を丁寧に解説していこうと思います。
- なぜANA陸マイラーにとってソラチカカードは必須なのか?
- 最強のANAマイル交換方法、それが「ソラチカルート」です!
- ソラチカカードの基本スペック
- ソラチカカードは決済用のカードではありません!
- ソラチカカードの注意点!
- まとめ
なぜANA陸マイラーにとってソラチカカードは必須なのか?
ズバリ、「ポイントサイトで貯めたポイントを、驚異的な換算レートでANAマイルに交換できるから」です。ソラチカルートと呼ばれる交換手順で、ソラチカカード(メトロポイント)を経由してANAマイルへ交換するやり方です。
例えば、1ポイント1円の価値がある楽天ポイントを10万ポイント、これをANAマイルに交換すると、半分の5万マイルになってしまいます。(10万ポイント→5万マイルですので、換算率50%ですね)
では続いて、ポイントサイトの「ハピタス」を例にあげます。
楽天と同じく、1ポイント1円の価値があるハピタスの10万ポイント、これをソラチカルートでANAマイルに交換すると、なんと9万マイルになるんです。(10万ポイント→9万マイルですので、換算率90%ですね)
楽天・・・10万ポイント⇒交換⇒5万マイル、換算率50%
ハピタス・・・10万ポイント⇒交換⇒9万マイル、換算率90%!?
同じ1ポイント1円の価値なのに、ANAマイルに交換するとどうしてこんなにも差が出るの!?
その答えは・・・
最強のANAマイル交換方法、それが「ソラチカルート」です!
同じ1ポイント1円の価値なのに、ANAマイルに交換するとどうしてこんなにも差が出るのか??
答えは簡単・・・ANAマイルへの交換手順が違うから、です!
下図を参考に、ハピタスなどのポイントサイトからANAマイルへの交換ルートでは、その間に中継サイトとよばれる存在(ドットマネー等)があり、それらのサイトを経由した上でソラチカ→ANAへ最終的に90%という高い換算率でANAマイルに交換できるのです。
冒頭でもお伝えしましたが、ANA陸マイラーがソラチカカードを所有する理由は、メトロポイント → ANAマイルへの交換レートが高いためです。ソラチカカード(メトロポイント)からANAマイルへの換算率は脅威の90%!
中継サイトを経由する手間があるとはいえ、それを補って余りあるほどの大きな見返り、メリットがあります。ざっくりした図解で申し訳ありませんが、ソラチカルートを簡単にまとめましたのでご覧下さい。
これこそが「ソラチカルート」と呼ばれる絶対的なANAマイル交換ルートです。
単純にポイントをANAマイルに交換しようとすると、そのほとんどが50~60%程度の交換率となりポイントの価値を下げてしまいますが、ほんのひと手間、上図のようにソラチカカードを経由させることにより90%というポイント価値を下げずにマイルに交換する事ができるんです。
この脅威的な交換率90%を可能とするものは、2017年現在、ソラチカカードを経由するやり方以外に存在しません。ANA陸マイラーをやるなら、ソラチカカードは必要不可欠な1枚ですので、まだ保有していない人は、最優先でソラチカカードを発行しておきましょう!
※ソラチカカード(ANA ToMe CARD PASMO JCB)以外にも、ToMeカードにはいくつか種類が存在しますが、ソラチカ以外のToMeカードでは交換率60%程度にしかなりませんので、間違えて他のToMeカードを発行してしまわないように注意してくださいね。
以下のリンクで、ToMeカードのラインナップが確認できます。「ソラチカカード」としっかり記載されているので、まだ一度も確認した事がない方はみておきましょう。
ソラチカカードの基本スペック
・年会費 初年度無料。2年目以降2,000円(税別)
・決済時のマイル還元率 基本1%(年間300万円以上決済で翌年から最大1.225%)
・マイル移行手数料 年間5,000円(税別)
・乗車ポイント 平日5メトロポイント / 休日15メトロポイント
・電子マネーポイント 自販機100円=1メトロポイント / 店舗200円=1メトロポイント
・海外旅行傷害保険 死亡後遺障害1,000万円 / 傷害・疾病治療 0円
ソラチカカードはJCB発行のクレジットカードです。
・JCBカードとして買い物でポイントが貯まる
・ANAカードとして飛行機に乗ってマイルが貯まり
・PASMOカードとして東京メトロに乗ってポイントが貯まる
いかにもお得ですよ!という3つがセットになったカードです。さらに、この3つのポイントは相互に交換することも可能です。ただし、これはあくまでも陸マイラーとは無縁の人がおこなう有効活用であり、私たち陸マイラーはそんなチマチマしたポイントには興味ありませんし、何も意味を成しません。
その理由は・・・
ソラチカカードは決済用のカードではありません!
上の説明で、JCBクレジット機能・ANAマイレージ機能・東京メトロの機能がついているカードなんですよー。とお話しましたが、ANA陸マイラーにとってのソラチカカードの使い方は、あくまでもポイントサイトのポイント交換用カード(メトロポイントの交換)として利用します。
ソラチカカードのクレジット決済で貯まるOkiDokiポイントをANAマイルに交換する場合、還元率は基本1%という低さにも関わらず、年間5,000円もの移行手数料がかかります。せっかくクレジット決済で貯めたポイントに対して交換手数料が発生するなんて、陸マイラーとして<無駄の極み>です。
それに対して、ポイントサイト→ソラチカ(メトロポイント)→ANAマイルで交換する場合の手数料は一切かかりません。ですので、ソラチカカードは、決済用クレジットカードとして使うのではなく、あくまでもメトロポイントをANAマイルに交換する為だけのカードとして所有しておきましょう。
それと、あまり気にしなくてもいいのですが、可能であれば毎月少額(コンビニで500円とか)でもいいので、いくらかは決済に使いましょう。その方がクレヒス(クレジットヒストリー)も良好になりますし、JCBの他のカードを発行する際有利に働きます。
また、普段のお買い物でクレジット決済する場合、ソラチカカードとは別に、陸マイラーにとって優秀な決済用カードが存在します。それが、還元率1.71%を誇る「ANA VISA ワイドゴールドカード」です。※こちらのカードについては近日中にまとめますので、今しばらくお待ち下さい。
間違ってもソラチカカードをクレジット決済で使わないで下さい。
ソラチカカードの注意点!
ここまで、「ソラチカカードは陸マイラーにとって必要不可欠のカードです!」と説明してきましたが、所有するにあたり下記2点だけ注意しなければいけません。
1、メトロポイントからANAマイルへの交換期間がやや長い。(約1ヶ月)
2、ひと月20,000メトロポイントしかANAマイルに交換できない。
20,000メトロポイントは、ANAマイルに換算すると18,000マイル分にあたります。弱点という程ではありませんが、ポイント交換に関してこのような上限が決められています。
ポイントサイトで10万ポイントを貯めたからといって、そのポイントをすぐに9万マイルに交換する事はできません。陸マイラーとして我慢も必要という事ですね。
18,000マイル×12ヶ月=216,000マイル
つまりこの制約によって、ソラチカカードで生み出せるANAマイルは年間216,000マイルが上限となります。
これがどのブログでも紹介されている、ソラチカで~初心者が~年間216,000マイル~の仕組みです。笑
まとめ
・ソラチカカードは、ポイントサイトの登録よりも先に、最優先で発行しましょう!
・ポイントサイトから中継サイト経由でのANAマイル交換90%という脅威の換算率!
・決済用のカードではありません。(決済用は、ANA VISA ワイドゴールドカードで決まり)!
・ひと月に20,000メトロポイント(18,000ANAマイル分)しか交換できない!
陸マイラー初心者の私がそうであったように、ソラチカカードの発行は後回しにして、まずポイントサイトに登録して、クレジットカード発行案件を調べ、ポイントを貯めることに集中してしまいがちでした。。。これは典型的なダメ初心者陸マイラーです。
陸マイラーになる=ソラチカカード必須、です。
とにかく、陸マイラーをはじめる方は、今すぐ最優先でソラチカカードを発行してください。
また、ソラチカカードの発行が完了し、カードが手元に届いたら、いくつか設定をしなければならないことがありますので、下記の記事を参考にすすめてみてください。
navichin.hateblo.jp
ソラチカカードについては、まだまだ説明したいことがありますので、別記事もしくはここに追記していきますので宜しくお願いします。